「SFC」vs「JGC」どちらを取るべき!?20代陸マイラーのダブルホルダーが徹底解説

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ANAにはスーパーフライヤーズカード(通称SFC)、 JALにはJALグローバルクラブ(通称JGC)という一度上級会員資格を手にしたら発行できる特別なクレジットカードがあります。

そして、カードの年会費を払い続ける限り、上級会員のステータスを維持できる仕組みとなっています。私は2018年にANAのSFCを、2020年にJALのJGCをいずれも20代のうちに取得しました。

SFCとJGCの両方のステイタスも所持している人を「ダブルホルダー」と言ったりしますが、

  • 「SFC」と「JGC」の片方ならどちらがおすすめか
  • ダブルホルダーのメリットとデメリット

について解説していきます。

これから取得を考える方はぜひ参考にしてみてください。

SFC/JGCになるための条件

上級会員であるANAスーパーフライヤーズカード会員(SFC)JALグローバルクラブカード会員(JGC)の入会資格を確認してみましょう。

ANA(SFC)JAL(JGC)
入会資格1〜12月の12カ月間に「50,000プレミアムポイントを獲得」1〜12月の12カ月間に「50,000FLY ONポイントを獲得」
または「50回以上搭乗かつ15,000FLY ONポイントを獲得」

ANA(SFC)、JAL(JGC)どちらの上級会員も50,000ポイント獲得するのが1つの目標となっています。JAL(JGC)については50回以上搭乗かつ15,000FLY ONポイントを獲得という条件もありますが、50,000FLY ONポイント獲得する方が比較的かんたんですので、取得される方はこちらの条件をクリアすることを目指しましょう。

「SFC」、「JGC」の入会資格については大きな差はない

「SFC」 vs 「JGC」の比較

それでは、実際にSFCとJGCの特典、取得費用、維持費について比較してみましょう。

「SFC」 vs 「JGC」 の特典比較

まずは、それぞれのメリットを比較してみましょう。

ANA(SFC) JAL(JGC)
所属航空連合スターアライアンス(26社)ワンワールド(14社)
専用予約デスク
キャンセル待ち優先
チェックインカウンター
(ビジネスクラス相当)

(ビジネスクラス相当)
空港ラウンジ
(ビジネスクラス相当)

(ビジネスクラス相当)
優先搭乗
(ビジネスクラス相当)

(ビジネスクラス相当)
国内線受託手荷物優待通常+20kg 通常+20kg
国際線受託手荷物優待通常+1個通常+1個
手荷物優先返却
(ビジネスクラス相当)

(ビジネスクラス相当)
搭乗ボーナスマイル+35%~+50%+35%

表にまとめてみましたが、ANA、JALどちらの上級会員もアライアンスの違いこそあれど、特典についてはほぼ同じ内容となっているといえます。

「SFC」、「JGC」のメリットに大きな差はない

「SFC」 vs 「JGC」 の 取得費の比較

上級会員であるANAスーパーフライヤーズカード会員(SFC),JALグローバルクラブカード会員(JGC)の入会資格については、先ほど紹介した50,000ポイントを獲得することが必要です。

私の場合を例にかかった費用を公開します。

ANA(SFC)JAL(JGC)
取得年2018年2020年
取得費用約400,000円195,900円

どちらも広島拠点で国内線を主軸に取得しています。ANA(SFC)の場合は出張で何度かANAを利用することがあり、その費用は取得費用から除いています。JAL(JGC)は完全自費で取得しました。そのフライトの記録はこちらでまとめていますので合わせてご覧ください。

JALの場合はクレジットカードを持つだけで、JALカード初回搭乗として毎年初めての搭乗の際に5,000FLY ONポイントを獲得することができます。こちらはANAカードにはない制度です。

そして20代であれば、JAL CLUB ESTに入会できます。その会員特典の1つに毎年初めての搭乗の際にFOP2,000ポイントが付与されますので、20代の方はJALカード初回搭乗と合わせて7,000FLY ONポイントを獲得した状態から始まります。

また、楽天リーベイツ経由でJAL国内線を予約したら1%の楽天ポイントがもらえますので、微力ながらJGC取得費用の負担を軽減することができます。もちろんJGC取得を目指さなくてもJAL航空券を予約するならば楽天リーベイツ経由で購入しましょう。

楽天リーベイツ経由で航空券だけ予約して、後日支払う場合はポイントが付与されませんので、予約から購入までを一気に済ませましょう。

  • 一般的に「SFC」より「JGC」の方が取得費用が安く済む
  • 20代ならば「JGC」がさらに取得しやすいJAL CLUB ESTに入会する
  • JAL国内線の航空券は楽天リーベイツ経由で購入する

「SFC」 vs 「JGC」 の 維持費の比較

先述の通り、カードの年会費を払い続ける限り、上級会員のステータスを維持できる仕組みとなっていますので、カードの年会費が維持費として必要となってきます。

ANA(SFC)カードカード年会費 JAL(JGC)カード種類 カード年会費
一般カード11,275円 普通カード
CLUB-Aカード 11,000円
ゴールドカード16,500円 CLUB-Aゴールドカード 17,600円
プラチナカード77,000円~ プラチナカード 34,100円

ANA(SFC)カードの年会費の最安値11,275円で、JAL(JGC)カードの年会費は11,000円とほぼ互角です。ANA(SFC)カードについてはマイ・ペイすリボを設定することで年会費割引が適用され10,202円となり、JAL(JGC)カードの年会費よりも安くなります。

そして、年会費がかかってくる一方で、カード更新時にもらえるボーナスマイルなどが存在します。JALとANAの最安値のクレジットカードでその違いとまとめると以下の表のようになります。

SFC+一般カードJGC+CLUB-Aカード 備考
カード年会費(最安値)10,202円11,000円ANAはマイ・ペイすリボの支払いが必要
クレジットカードボーナス2,000マイル2,000マイルJALは有償航空券での搭乗が必要
ステータスボーナス0マイル3,000マイルANAはブロンズ以上であれば2,000マイル獲得
JALは有償航空券での搭乗が必要
アップグレードポイント4ポイントANAはプレミアムポイントが1~10,000の場合
搭乗ボーナスマイル+35%+35%

1マイル=2円の価値、1アップグレードポイント=1,000円の価値とすると、SFC+一般カードは6,000円相当、JGC+CLUB-Aカードは10,000円相当が毎年もらえる計算となります。

  • カード年会費は、割引を考慮すると「SFC」が最安値
  • クレジットカード更新特典は一長一短あるが「JGC」の方が価値が高い

片方だけならどちらがオススメ!?

それでは、「SFC」と「JGC」のどちらをとるべきか検証してみます。

住んでいる場所

まずは、住んでいる場所視点で考えていきましょう。

私の場合は広島在住ですので、広島空港がメインの空港です。一方で岩国錦帯橋空港も広島市内からのアクセスは良好です。

この2空港からの就航地を確認してみましょう。2021年9現在(コロナの欠航分除く)のフライト本数は以下の通りです。

路線ANAJAL備考
広島-羽田9便8便
広島-札幌1便1便
広島-沖縄1便IBEXとのコードシェア便
広島-仙台2便
岩国-羽田5便
岩国-沖縄1便

広島在住者にとってはANAの方が利便性が高いといえます。反対にJAL便は羽田、札幌以外の直行便はなく、岩国錦帯橋空港ではANAしか就航していません。広島在住であればANA(SFC)一択であるといえます。

  • 住んでいる近くの空港の就航路線で便利な方を選びましょう

行きたい(よく行く)場所

私の場合は、沖縄方面によく旅行に行きますので、沖縄にある空港で比較してみました。

空港ANAJAL
那覇空港(OKA)
宮古空港(MMY)
新石垣空港(ISG)
久米島空港(UEO)
北大東空港(KYD)
南大東空港(MMD)
多良間空港(TRA)
与那国空港(OGN)

沖縄本島の那覇空港、宮古島、石垣島は、JALとANAのどちらも就航していますが、それ以外の離島はJAL系が強いのがわかります。

一方で海外では所属するアライアンスによってその国の行きやすさが異なります。マイルを使った特典航空券を利用していく場合は各アライアンスの就航路線を意識してどちらを取得すべきか検討しましょう。

スターアライアンスワンワールド
日本ANA(日本)JAL(日本)
アジア中国国際航空(中国)
深圳航空(中国)
アシアナ航空(韓国)
エバー航空(台湾)
シンガポール航空(シンガポール)
タイ国際航空(タイ)
エア・インディア(インド)
キャセイパシフィック航空(香港)
マレーシア航空(マレーシア)
スリランカ航空(スリランカ)
アメリカ・カナダエア・カナダ(カナダ)
ユナイテッド航空(アメリカ)
コパ航空(パナマ)
アビアンカ航空(コロンビア)
アメリカン航空(アメリカ)
アラスカ航空(アメリカ)
ヨーロッパエーゲ航空(ギリシャ)
オーストリア航空(オーストリア)
ブリュッセル航空(ベルギー)
クロアチア航空(クロアチア)
LOTポーランド航空(ポーランド)
ルフトハンザドイツ航空(ドイツ)
スカンジナビア航空(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)
スイスインターナショナルエアラインズ(スイス)
TAPポルトガル航空(ポルトガル)
ターキッシュエアラインズ(トルコ)
ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)
フィンエアー(フィンランド)
イベリア航空(スペイン)
S7航空(ロシア)
オセアニアニュージーランド航空(ニュージーランド)カンタス航空(オーストラリア)
中東・アフリカエジプト航空(エジプト)
エチオピア航空(エチオピア)
南アフリカ航空(南アフリカ共和国)
ロイヤル・エア・モロッコ(モロッコ)
ロイヤル・ヨルダン航空(ヨルダン)
カタール航空(カタール)
  • 行きたい(よく行く)場所の就航路線で便利な方を選びましょう

ユナイテッド航空はANAと同じスターアライアンスメンバーですのでユナイテッド航空のマイルでANAの航空券を取ることができます。2022年GWに山口宇部空港から新石垣空港までを実際に予約してみました。

ダブルホルダーのメリットとデメリット

前章では、「SFC」と「JGC」のどちらをとるべきか検証してみましたが、ここではダブルホルダーとなるメリット、デメリットについて解説してきます。 「SFC」と「JGC」 の片方をとったけど、これから両方取るべきか悩んでる方はぜひ参考にしてみてください。

メリット①:フライトの選択肢が広がる

ダブルホルダーとなれば、国内問わず海外でもほとんどの行先で上級会員のステータスを発揮できます。

国内線の地方路線であればJAL、ANAの片方しか就航していない路線がよくありますが、ダブルホルダーだと気にすることもなくなります。

国際線の場合は顕著に表れてきます。例えばドバイに行く際には、ワンワールドメンバーのエミレーツ航空が日本からの直行便を飛ばしていますが、スターアライアンス加盟の航空会社は日本からの直行便を飛ばしていません。一方で、イスタンブールに行く際には、スターアライアンスのターキッシュエアラインズが日本から直行便を飛ばしていますが、ワンワールド加盟の航空会社は日本からの直行便を飛ばしていません。このように、ダブルホルダーであれば上級会員を活かせるフライトが多くなり、必然的にフライトの選択肢が広がります。

さらには日本-ホノルル便ではANA、JAL、ユナイテッド航空が日本から直行便を飛ばしていますが、SFCとJGCの両方があれば、これらのどの航空会社を選んでも上級会員のステータスを発揮することができます。そのため、最安の航空券やフライト時間がベストな航空会社を選択することができます。

メリット②:ステータス達成への満足感

私の場合は先にSFCを取得し、JGCは取得する予定はありませんでした。しかしながらJAL系列もたまに乗ることがあり、搭乗の際にはJAL CLUB ESTカードでラウンジを利用していました。JAL CLUB ESTカードは20代専用であり、いずれ解約せざるを得ません。一度味わったラウンジの快適さを手放すことはできず結局はJGC修行をしました。

取得後は資格コレクターならぬステータスコレクターとしてダブルホルダー達成に大満足しています。お金と時間をかければ誰でもダブルホルダーとなれますが、ここまでくると少数派となった気分です。

デメリット①:クレジットカード年会費が2倍かかる

ダブルホルダーとなれば、当然ながらクレジットカードの年会費が約2倍かかります。これが最大のデメリットです。最低でも10,202円+11,000円=21,202円が毎年かかってきます。30年間で、60万円以上もかかってくることからダブルホルダーとなるには相当な覚悟がいるでしょう。

どちらも年1回以上利用するのであれば、マイルやアップグレードポイントなどが毎年もらえて少しでもメリットを享受できますが、全く利用しないのであれば、これらのメリットが受けられないので完全に無駄な経費となってしまいます。

デメリット②:マイルが分散されてしまう

ANAとJALのマイルを両方貯めようとなると、分散され利用しにくくなってしまいます。

3年間の有効期限の中では、中途半端になってしまい有効活用できないという可能性があります。両方にマイルを貯める場合も最終的に活用できるか検討しておく必要があります。

結論:旅好き、飛行機好き以外は片方で十分!

旅好き、飛行機好きならば、フライトの選択肢が増えるのでダブルホルダーとなってほしいところですが、クレジットカードをの維持費やマイル効率を考えると片方で十分ではあります。

そして「JGC」や「SFC」のどちらかを目指しているという方は、特典には大差はなく、維持費もほとんど変わりません。住んでいる場所の最寄りの空港の就航地や今後行きたい(よく行く)場所などから選びましょう。

JGC獲得までのフライト記録はこちら

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

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